丸亀城

丸亀市のシンボルとして親しまれている丸亀城は、慶長2年(1597年)、 生駒親正により築城されました。内堀から全国に十二城しかない木造天守閣にかけて4段階に積み重ねられた石垣は、「扇の勾配」と呼ばれる見事な曲線美を描いています。

天守閣や大手門など重要文化財も多く、名城と呼ぶにふさわしい風格を誇っています。丸亀城全体が亀山公園として整備されており、春には県下有数の桜の名所となります。

中津万象園

江戸時代の大名庭園の姿をとどめる名園で、日本三大海浜庭園の一つといわれています。

近江八景になぞらえて、夕映・月・晴嵐・鐘・雨・雪・雁・帆という名の八つの島を配し、それぞれの島を橋でつないだ回遊式庭園。また母屋の南庭には、枝葉の直径15m余りの樹齢600年といわれる大傘松があります。
園内には庭園との調和を考え、平屋数奇屋風に建築した丸亀美術館があり、自然主義絵画を興したバルビゾン派の絵画などを展示しています。
他に石造風陶器館、ひいな館などの施設があります。

丸亀「うちわ」

丸亀は「うちわ」でも有名です。
全国シェア90パーセントを誇り、平成9年5月には国の伝統的工芸品に指定されました。
うちわの総合博物館「うちわの港ミュージアム」が丸亀港にあります。
→ うちわの港ミュージアム